あの勢いはどこへ…

ゆっくり歩いて自然を感じたり、早めに歩いてトレーニングになったり。おかげで少し筋肉痛が出ているはるながお送りする日記第49弾。


10月25日

 今日の施術予定は1名だったが、急遽もう1名予約された。
まずはいつもの方の施術。急に気温が下がったこともあってか、肩の凝りが増してしまっているようだ。
そして二人目。最近あまりいらっしゃっていなかったが…。どうやらいつもとは違う場所の症状が悪化されたようだ。
いらっしゃった時の声色や歩き方がいつものそれと全く違ってだいぶつらそうだった。マッサージ時間は30分。状態を診ながら揉んでいく。
症状が出ているところをかばってか、左右での固さの差が大きくなっているようだった。しかも…、こんなに固かったか、背中。

午後。来月に配布するちらしが届いたようだ。大きなちらしに案内などを挟み込んで折っていく。折り紙気分♪
この作業をすると、もうこの月が終わってしまうんだなあとしみじみ思う。日々が経つのは本当に早い!

10月26日

 今日は在宅マッサージの見学から。私がいつも施術する方と、その方と仲の良いという方だ。
最近、私が施術している方のお宅にうかがうと、私のことや仕事のことなどについてよく聞かれるようになった。
施術や見学をしている時なのか、私の考えを整理する時間なのか。たまにどうすればいいかわからなくなりそうになる。
地両院到着後、一つ上の先輩先生と少し練習。うつ伏せの先生の頸と背中から腰を揉ませていただいた。
ただ、どうしてか、指の感覚がはっきりしない。すごく鈍くはないが、先週と比べると少し鈍い?先週のあのはっきりした感じに戻って!

午後。洗濯たたみを済ませ、メモの整理や自分の足を使った施術の練習をしていると、「少しやろう」とベテラン先生の声。
先週に引き続きうつ伏せの先生の背中から腰を揉んでいく。
この先生は筋肉の弾力があるため、力任せに揉むと99%ぐらいの確立で指が良い位置から滑ってしまう。
先週と同じように、ポイントを探し、そこで角度を調整し、そこに体重を乗せるように体を動かす。
私の場合は手や腕に力が入りすぎることが多いようなので、腕の力は抜く意識もする。
…なんだかしっくりこないような…。全くしっくりこない訳ではないが、こう、先週みたいなぴたっとくる感覚が、一番ほしいやつがない。
しかも、手がポイントから滑り落ちてしまう回数、先週より増えてる?焦る自分と、焦っても見つからないだけと思う自分がいる。
よく滑る場合は腕でのコントロールが主になっていることが多いと、以前この先生が教えてくださった。難しい…。
ただ、そんな練習でもわかったことはあるような気がする。
こだと思って体重を乗せた場所がポイントでなかった時に、指がどちらがわにずれているかをいつも先生が言ってくださる。
その「どちら側にずれているか」だけはわかるようになっていた。それがわかったうえでポイントに当てられるのが一番理想的だが…。
なので、先生からずれを指摘される前に、「少し内側にずれていますか」などと聞くようにしてみた。
そのずれの理解はだいたい合っているらしかった。ポイントへの当たりと指の滑りはいまいちだったけれど…、少しは前進してるのかな…。

10月27日

 今日は在宅施術から。今回はいつもより相手からの会話が多い気がする。指先の集中が途切れそうになるのを何とか抑えながら施術していく。
その後は何もなく、午後に突入。一つ上の先輩先生とも少し練習できた。
今日もいつものようにうつ伏せの先生の背中から腰を揉んでいくが…。
1度「これいいな」と感じた感覚を、しばらくすると忘れてしまい再現できなくなってしまう。それの繰り返しになってきた。
先週のあの勢いはどこへやら。もう少し戻ってきてくれないものか…。


 今回はここまで。
またマッサージの上達度?が停滞気味になってしまったような気がする。それさえもよくわからなくなってきている。
ただ、いつも通っている美容院の院長は、社会人になってから最低限の技術習得まで3年程かかったとおっしゃっていたから、私のこの迷いは大したことないのでは、と思ったりもする。
何を言われても、私なりのペースで行こう。ただ、向上心を完全に捨てるのだけは避けたい。そう思うはるななのであった。