周りを観察しながら

 週末は久しぶりに父とツーリング。風を感じながらよく行く森へ。やっぱ森林浴最高!!
そこから帰宅し、車で別の山にハイキングへ。山登りは疲れるけれど達成感があって好きだ。
もはやマイナスイオン依存症になっているはるながお送りする日記第35弾。自然最高!!!


8月30日

 今日は、予約されていた3名と、急遽入った1名を施術。初めての方は、凝りの位置なんかの把握に時間がかかるなあ。
その中には、最近怪我をされて、体に変な力が入ってしまっている方も。健康第一でいきたいものだ。

8月31日

 今日の患者さん1人目。以前30分ほどでマッサージした方だ。触ると、以前と比べて少し固さが減ったような気がする。
その後、一つ上の先輩先生を台に1時間ほど練習。うつ伏せでの施術、横向きでの施術、仰向けでの頸の施術。いろいろさせていただけた。
午後、別の患者さんが割り振られた。肩甲骨周りのマッサージ。特に肩甲骨の外側が気になられるそうだ。強く揉むと結構痛い場所だ。
強く揉むと痛い。そう思って、力の出にくい人さし指から小指を使って揉んだのに、もっと強くと患者さんの声。
少し強めにしようと、片手の親指を使って押しても、もっと強い方がいいの声。
やりすぎかとは思ったが、両手の親指を使い、体重を思い切り乗せると、やっと気持いいとおっしゃった。
こんだけ固かったら、こんなに押したら痛そうだけど…。例外というのはちゃんとあるものなんだな。 その後一つ上の先輩先生と30分ほど練習。今日はよく揉むなあ。
そういえばこの頃、先週届いたトレーニング用の装置の調整をしているのか、院長がよく起動させている。
この機械、血圧計のように一度虚血状態を作り、少し時間が経ったらそれを緩める、というものらしい。これで血流が改善するそう。
そして、例えば太腿を圧迫した状態でスクワットをさせると、酸欠状態でも動く、早く収縮するが持久力が低い筋肉だけが鍛えられるそう。
この機械を作る人にしても、これを買う人にしても、いろいろなことを考える人がいるんだなあ。
…おー、先輩先生が実験台になっている。最後の方、筋肉が限界を感じて大変そう。結構本格的にやるときついのかな。

9月1日

 もう9月…。なんだかんだ言ってあっという間だ。
朝、家の窓を開けると、めちゃくちゃ涼しい風が入ってきた。秋らしい香りのいい風だ。昼もこうだったらいいのに…。
という訳で、今日は訪問マッサージから。ドライバーとの都合でなかなか行けなかったので久しぶりにこの患者さんに会う。
いつもの女性の方。もうこの患者さんを始めて揉んでから2カ月以上経つのか。やっぱり時間が経つのが早い。
患者さんの話に相槌を打ちながらマッサージをしていると、
「あんた揉む場所変わったなあ。前は痛いだけとかで、何してるんだって言いたかったぐらいな感じだったけど。」
安心した。ちょっと笑みがこぼれた瞬間に集中力が切れそうになるのを何とか抑える。
…こうやって定期的に揉んでるとそういうのもわかってくるのか。前は痛かったって、どんな揉み方してたのかな。
ただ、私が「痛かった」とこの方からお聞きしたのは今日が初めてだった。この方の優しさがすごく伝わってくる。
痛いって言ったらショックかなと思って痛いと言わなかった。そんなこともお聞きした。言葉にできないぐらい嬉しかった。
帰りぎわにはいつも、「これからも頑張って」と言ってくださる。その言葉の意味が、今日はいつもより深い感じがした。
治療院到着後、院長と少し練習。左の肩甲骨周りの施術。よくお願いされる場所の一つ。
終わった後に「集中は忘れないでね」と言われたが、注意のきつさがだんだんなくなってきたのは良いことととるべきか。
午後は予約をとられていた1名を施術。少しずつではあるが、固い部分が柔らかくなっているようだ。それでも時間はかかりそうだ。
それと洗濯たたみ以外は何もすることがなかったので、お願いされたアンケートの回答の記入に費やした(治療院とは全く関係はない)。
自分と向き合う質問が多かったアンケート。タイミングとしては結構良かった。おかげで2000字ほどの回答が完成。よく書いたな…。


 今回はここまで。
最近はどん底に落とされるようなことが少なくなってきた。精神面が強くなったのか本当にそういう出来事が減ったのかはわからないが。
ただ、油断をするとまた豆腐メンタルみたいになりそう。これからもきりっと行こうと思うのだった。