改めてまとまった課題

 週末は、いつもとは違う川沿いを散歩。 陸上競技場やテニスコートなどが近くにある広い場所だ。
数年ぶりに訪れたが…。こんなにも美しい景色だっただろうか。
少し進むと、車が全く通らない散策路。とても静かで、優しい風がふく道。お気に入りになった。
そんなはるながお送りする日記第39弾。このまま心も浄化してくれたら…。


9月21日

 まずは在宅マッサージの見学。患者さんも先生も、今日もよくお話されているなあ。
私の方はというと…、いつもよりぼーっとしてしまっている。…眠い。疲れてる?寝不足?
地両院に着き一息。すると、一つ上の先輩先生が速足でいらっしゃった。少し急ぎの用事なのか?
「患者さんの予約入ったよ。この前の方と新しい方。それぞれ30分マッサージで、連続になるよ。」
見ると、その患者さんが丁度ベッドに案内されるところだった。私が入るのは院長が鍼を終えてから。
急いでスタッフルームに駆け込みお茶を飲み、指先に意識を向けていく。今のうちに手の準備を…。手の感覚を研ぎ澄ます準備を…。
部屋を出た頃に鍼が終わったようだ。院長から施術する場所を聞きマッサージを始める。
………?……んー…、ん?
…まずい。わから…ない。固いのはわかる。でも…何だかぼんやりとしか伝わってこない。
全集中、按摩の呼吸、1の手技、母指揉捏。とは思わなかったが…(そんな余裕ない)。
とにかく、集中集中…と思いながら揉むとだいぶわかるようになった。しかしその分頭が痛くなる。目の奥も痛くなる。
何とか1人目は終了。すぐに2人目に移る。
最初の方はよかったが、途中から本っ当ーにまずくなってきた。集中に限界が来たか?そんな…。
変な汗が出る。集中によるものか、単なる冷や汗か。最後には呼吸も乱れる事態に。こんなこと今迄なかったのに…。
施術終了後先輩先生と練習の時間になった。
ここでも、揉む場所を間違えたり、カーテンのある場所を別のベッドのと勘違いして院長に助けていただいてしまったりと、もうごたごた。
午後には2人予約が入っている。その方々のためにも、休憩時間にたっぷり寝よう。じゃないとやってけない!

断言通りたっぷり寝た。だいぶすっきりした。やはり寝不足だったか?家の蒲団(タオルブランケット)だとこの時期はもう薄すぎるのかも。

午後。その2名と、当日予約された1名を施術。手の感覚は少し回復。でもなあ…、もう少し感じたいよなー…。集中が足りないな…。

という訳で、1日当たりに施術した方の最高人数が4人から5人になった。3 4カ月ぶりの記録更新だ。

9月24日

 ついに今月もこの日がやってきた。月末恒例夜の研修の日。昨日が祝日だったことでリフレッシュはできたはず!
昼休みも研修前の休憩もよく寝た。これなら研修で、自分ができることは発揮できるはず!上手か下手かはべつとして…。

午後の施術の準備をしている時、新規の患者さんの電話対応をされている受付の方の声が聞えた。
名前を聞いて驚いた。まさかの私の先輩だった。
昨日ラインで「そっちのち両院行こうかな」とおっしゃり、教の電話で明日に予約を入れられていた。なんてスピード!
予約された時間は私は別の患者さんが入っているので、今回は先輩の施術は別の先生に割り振られた。

そして研修の時間。一つ上の先輩先生がトレーニング危機を使う練習をされている間、私は院長の足を揉むことに。
仰向けになられた院長の、足先から膝下までを揉む。複数本あるすね部分の筋肉は揉み分ける必要がある。
最初は「全然当たってない」の声。ちょっと呆れられてる?最初からもっと集中できるようにならないと…。
「筋肉の横幅を確認してご覧。それの真ん中を良い角度で押すんだよ。指先に集中…。」
次におっしゃった院長の言葉。何度もそれを思いながら揉もうとする。が、言葉の方に頭がもっていかれそうだ。こういう時は…。
言葉ばかりを考えるな。感覚を受け入れてそれを直すことを、まず考えろ。ポイントの固さはわかってるからそれを狙え。
あえて指先に目線を向けたりして、指の感覚だけを脳に受け取ってもらうようにしてもみた。
相変らず、ポイントに当たるまでのスピードが遅いか、スピードを早くするとポイントに当たる確率が低くなるが、まだましになった。
改めて自分の課題がはっきりしてきた気がする。どの場所を揉む時にも言える課題だろう。

  • 先生に言われた「言葉」ばかりを意識してしまう癖を直す。言葉や声に縛られて実行に移すまでに時間がかかるのはなんとかしたい。
  • 元の集中力を高めて、施術時にもっと集中できるようにする。一点に集中しようとすると気が散るのを直すのが早いか。

9月25日

びっくりしていながらぼーっとした状態が続いた。ただ、出勤するといつも通りになった。よくできたもんだ。
教は、隔週で予約をとってくださっている患者さんの1時間のマッサージ。教はいつもより固い。いつもより忙しかったのかな。
その近くで、私の先輩が別の先生の治療を受けられている。何だか変な感じというか懐かしい感じというか…。
そればかり見ていると自分の施術がおろそかになるので、手元に意識を戻す。…それにしても固い。最初の時ぐらい固いような…。
指先に意識を向けたまま、施術は無事終了。その代り、その後の練習の出来栄えは最悪だったが。


 今回はここまで。
何かある日とない日の差は大きかったが、今週は忙しい1週間となった。研修もいつもの倍ほどの時間していたらしい。
こうもなると寝不足度が半端なくなる。この週末はゆっくりしていよう。