ハードな1週間の始まり

 休日のよく眠れた日の朝はすっきり目が覚めて、一番リラックスした状態で1日を過ごせる。
ただ、そんな日でも、夜になると仕事モードに少しずつ切り替わっていくようで、緊張状態からなかなか眠れなくなることも。
それでも、休日の長すぎるぐらいの睡眠で体の状態が一度リセットされるならそれでもいいのかなとも思えるはるながお送りする日記第17弾。


6月14日、最高記録更新!

 この日も、在宅マッサージの見学に、予約が入っていたお二人の施術、マッサージの練習と順調に進んでいった。
練習の後ゆっくりしていると、院長から新しい患者さんのマッサージをお願いされた。今回は保険による10分のマッサージだ。
おー、今回の方もいろいろなところが固い!渡し的には10分では物足りないなあ。そんなことを考える余裕が、今回はあったらしい。
その後、もう一人施術。予約をとられていたのに、私がメモをとり間違えていたようで、先生に言われて気がついた(またか)。
こうして1日終了。1日に施術した患者さんの最高人数が、3人から4人になった!

 6月15日は、治療も練習も順調に進み、特に何もなかったので割愛。

6月16日、予想は大外れ、結果はハード!

 この日も在宅マッサージの見学から。見学でよくお会いする患者さんでも、組み合わさる先生が変わるだけで雰囲気が全く違う。
その後、一つ上の先輩先生と、午前中だけで2時間ほど練習できた。
その時院長から、実費での治療のマッサージをお願いされた。
その患者さんが入られるのは午後。がっしりとした体つきの方のようだ。
「指が疲れないぐらいで練習終わっていいからね」と先生は言ってくださったが、
まあ午前中の練習の疲れなら午後にとれるっしょ!その患者さんも、休憩終了後すぐにいらっしゃるから午後一の練習はないだろうし!
なんて思いながら、結局休憩時間直前まで練習したのであった。先生の優しさはしっかり受け取りました!ありがとうございました!

そして休憩終了後。患者さんがいらっしゃるまで、自分を揉んで練習したりマッサージのプランをおさらいしたりしよう。…ん?
「はるなさーん、少し練習しよっかー」
…聞いてない聞えない聞きたくない!でもしっかり「練習」って聞えてしまったんだよなあ…。
指を回復させたいからと断れる勇気は全くないので、午前とは別の先生と練習することに…。

そして迎えた患者さんの治療。練習後休憩はなし。指がしんどくて仕方がないがそれをなんとかごまかしながらベッドに向かう。
「マッサージ始めていきますねー」といいながら、いつものように手拭を掛けて肩から揉む。…待てよ?
体つきががっしりされているのは特に問題ないのだが、一部の凝りの場所を見つけるのがすごく難しい?!
おまけに指がすぐに痛みを訴えだしてきた!これはまずい!まだ終了まで15分以上はある!
かといって相手は患者さん。手を抜いたりする訳にはいかない。指の悲鳴をごまかしながら全身を揉んでいく。
揉んでいる途中、すーすーと患者さんの呼吸が聞える。寝てくださっているようならよかった…、とても励みになった。
こうして施術はなんとか終了し、その後はいつも通りの半日となった。

今日は揉みまくった1日となった。帰ったらしっかり手を冷やしてケアしよう、指がもう限界…、今日はもう揉めない…。
だがよく考えると、他の先生型は私よりもっと揉んでいらっしゃるのだから、本当にすごいなあと思う。まさに「プロの技術」だ。


 今回はここまで。
今週もまた、空が気まぐれにその模様を変えている。
晴れていると思ったら、しばらくするといなずまが光り、雨が振り出す。
その変化に体がついていけないらしい。時に頭痛が起きたり、時に肩が凝って痛くなったり…。
そして、治療院での仕事内容や仕事の量なども日に日に変わり続けている。
この変化に柔軟に対応できる、余裕を持てる自分がほしい。そんなことを思いながら今日も生きている。