久しぶりに練習の日々!

 週末は両親と車で講演へ。その時に、父がバレーボールをトランクに積んでいたらしい。それを使ってキャッチボールをすることに。
バレーのサーブのように打ってみたり、片手や両手で投げてみたりと、いろいろな方法で両親にボールを渡す。私は、両親が転がしたボールを受け取る。
しゃがんだり立ったり体全体を使ってボールを飛ばしたり。久しぶりにかなり運動できた。
運動後の美味しいランチもあり、体も心もリフレッシュできたはるながお送りする日記第37弾。スポーツの秋、食欲の秋だ!


9月13日

 午前中は一つ上の先輩先生と練習。うつ伏せでの施術の通し練習をさせていただいた。
練習中ちらっと周りを見ると、院長とベテランの先生が、以前入ったトレーニングの機械で何かされているようだ。
「これで痛さは出ますか」「今はないです」「じゃあこちらで時間が経つと」…と、何かを調整されているのか?
レーニングのコースを提供するために、機械のシミュレーションをされているのだろう。欠航大変なんだな…。
という訳で、練習は1時間ほどできた。1時間もやっているとお腹がすごくすく…。あまりの空腹でお腹が痛くなることも(笑)。
午後は一人施術。いつもの患者さんだが、教は症状が悪化されていたらしい。症状の波、難しいなあ…。

9月14日

 教は2軒の在宅マッサージの見学から。その時間に予約が入らないかぎり毎週恒例になっている。
1軒目の患者さんは、いつも私が在宅で施術している方なのだが、施術や見学で私がうかがうたびに、「あんた番場らなあかんよ」とおっしゃる。
応援はすごく嬉しいしありがたいけど…。頑張りすぎてわからなくなる時があったりするからなあ。ぼちぼちぐらいがいいな…。

見学終了後、また先輩先生と練習できることに。今度は仰向けでの頸の後ろの施術だ。
…慣れていないせいで、動きがぎこちないのと、手がすぐに疲れる。「慣れだよ慣れ」の先輩の言葉が救いになっている。
またちらっと周りを見ると、今度はベテランの先生が受付のスタッフと何かお話をされている。
最初、問診表が何とかとか言っていた。まさか、受付の方が施術を受けるということなのか?いいなあ!
でも…、前も別の受付のスタッフに同じようなことをおっしゃっていたし…。受付の方がみんな揃って施術を受ける?そんな偶然ある?
先輩先生に聞いてみると、美容コースの問診表が一部変わったらしく、それに対応できるよう問診の練習をされているとのことだった。
どんなにベテランでも練習ってあるんだなあと思った。トレーニングの調整もきっと練習の一環だったのだろう。
研修で先輩先生が院長に施術を指摘されているのも含め、練習しているのが自分だけではないと考えると少し気分が楽になる。

9月15日

 もう9月も半分過ぎてしまった。もうすぐ10月、気がついたら正月、なんて話をドライバーとしながら訪問マッサージのお宅へ。
患者さんが弱視であることもあり、今日は視覚障害あるあるの話になった。
初めて会う方が道案内などで手を引いてくださる時に、その雰囲気などで、手伝おうという気持なのか嫌々やっているのかがわかる、という患者さんの言葉には激しく同意してしまった。

地両院到着後、また先輩先生と練習できた。昨日と同じ、仰向けでの頸の後ろの施術の練習だ。
1度通してみる。…お?ちょっとわかってきたぞ?いつも痛くなる手首もそんなに痛くならない。このまま2セット目いけるか?
勢いそのままに2回目をやったのがちょっと悪かった。手首が少し痛くなった。1日がかりの痛さではないから休憩で完全回復するはず!
予想通り休憩時間に痛みはなくなった。昼寝もよくできた。午後施術は1名だけだから手首が完全回復しなくても大丈夫だろう。

午後一。「横向きの施術の練習しよっかー」の声。きた、いつも筋肉がよく張ってる先生。横向きで揉む固さじゃないんだけどなあ…。
まずは右側から。…今日も固い。背中や腰は、ポイントに1度当たっても、筋肉の弾力で指が滑りかける。痛みを与える危険な感覚。
この先生は男性。女性の先輩先生を揉む時と同じでは通用しない角度や筋肉のつき方もあるので、そこはひと工夫必要だった。
同じように左も揉む。頸の後ろの筋肉に指が当たらない。先生いわく「左の方が線維が細いから」らしいが、それだけか?
それ以外も右と同様固い。でも左の方が全体的に固い。…うつ伏せで揉みたい…。
しかも、回復したはずの手首にまた痛みが出てきた。横向きで揉む時はそんなに痛くならないのに…。耐えるのに必死だ。
そんな練習は無事終了。「探せばポイントに当たってるから探そう」と先生からのコメント。まあ良かったという解釈でいいのかな。
その後すぐに患者さんの施術。これも何とか乗り切った感じだ。…あー!お腹すいたー!


 今回はここまで。
ここまでたくさん練習できたのは久しぶりだ。ずっと動かないよりすごーく楽だ。
をだ、体力回復のための睡眠などの質はその分高める必要がありそうだ。気温差で眠れない、という実態への対策を講じなければ…。

自問自答の日々

 9月2日に院長にインソールを処方していただいた。
靴の中に入れる中敷きのようなものだが、足が当たる面の下に板が入っていて、かかとや足首を正しい位置に固定させることができるそう。
診断で、足首の固さと外反母指について指摘された。外反母指は気になって板がまさか足首まで…。二つは大きく関係しているそうだ。
ちょっとしたお守りをもらった気分のはるながお送りする日記第36弾。次の日野練習も好調だったからこのままうまくいくといいな。


9月6日

 今日は1名施術。この方は同じような曜日や時間にいらっしゃるので、これで曜日間隔が作られている気もする。
その後は特に何もなかったので、待っている部屋の窓から外を眺めていた。何もない日の最近の日課だ。
朝は静かで昼や夕方は人が動き、夜になるとコオロギの鳴き声が聞える。今年の気温差は変だが、景色はすっかり秋だ。

9月7日

 今日は訪問マッサージの見学以外何もなかった。ベッドの消毒と洗濯たたみをちょっとこなすのみ。
午後、院長とご家族が冗談を交えつつお話をされていた。この感じならずっと仲良くされていくのかなと思いながらそれを聞いていた。

9月8日、ここから自問自答が始まる…

 今日は在宅マッサージから。
施術中、患者さんが戦争中の暮らしのお話をされていた。小さな頃に親を失くす。そんな話を聞くと親のありがたさをしみじみと感じる。
帰りに茄子をくださった。テンプラかす揚げにして食べよう!
地両院到着後、私がよく施術する患者さんが、私のマッサージの刺激が弱いと他の先生におっしゃっていた、という話を聞いた。
それがあってか院長との練習となった。いつもその患者さんにする施術を、時間を多く使って院長にする。
結果、強さは出ていてもポイントへの当たりが弱いから患者さんがそうおっしゃったのではということに。わかってるけど…。
その後急遽施術をお願いされた。初めて見る方だ。この患者さんの担当の先生の情報を元にマッサージ。
強揉みというのでだいぶ強く揉んでいるが、もうちょっと強くとおっしゃる患者さん。
もう少し強めにと頑張っても同じ。「いつももっと強いから」というようなことを、すごーく控えめにおっしゃった。
これって、すっごーーく控えめに、「凝りのいいところに当たってない」っておっしゃってるんじゃ…?
自分でもそれはよーーくわかる。嘘だと思っていても、指からの感覚もそう言っている。
終いには、あまり違和感がとれなかったらしく、「この違和感って…諦めるとかしかないんですかねー…」みたいなつぶやきが患者さんからぽろっと…。
私が新人だからマッサージがうまくいかなかった、なんて言える訳もないし…。負けず嫌いとかじゃなくて言ってはいけないだろうし…。まいっちゃうなあ…。
諦める前に運動とかストレッチとかしっかりしてほしい、なんて思いながらマッサージを終えた。…疲れた…。
どうこう言ってどうにかなるものでもない…。明日先輩先生に練習台二なっていただこう…。引き受けてくださったし。

9月9日

 今日は当日にたくさん予約が入ったため、練習は少し短めになったがそれでも40分はできたのかな。
先生によれば、指はポイントに当たっているらしい。この先生は就職してから一番多く揉んでいるからかもしれない。
最後に先生が、「あとはもう患者さん次第かもねー」とおっしゃった。

今日は半日勤務だったのでその後は美容院で髪を切っていただいた。今日もいつもの美容師さんだ。
その時、「最近患者さんにマッサージして手手ごたえ感じたりする?」と聞かれた。
「…そんなに…」と言うと、「私も昔そうだったのを思い出したよ」と美容師さん。

そういえば、私が在宅施術をしている患者さんも、「これはもう経験だから」とおっしゃっていた。
美容師さんも治療院の先生も、「今のうちはいろいろ言われるけどやっていけばわかってくる」とおっ者っていた。
経験がものをいうってこういうことなのかな。今はいろいろ言われる時期なのかな。そう思うと少し気分が楽になった気がする。

9月10日

 今日は2名施術。
午前中に1人目がご来院。数週間ぶりにお会いしたが、今日もつらそうだ。別の先生の鍼治療の後、45分でマッサージ。
…前より固く見える。前もこんなに固かったのかなあ…。
そして午後に2人目がご来院。腰から足にかけてを10分でマッサージ。
最初と比べると少しずつ改善されているようだ。患者さんの発言からも指からの感覚でもそれが少しずつわかる。

9月11日

 今日は1時間のマッサージの患者さんが1人だ。これで3回目の施術。ありがたいことだ。
最近、隔週の同じ曜日に1時間のマッサージの予約をとってくださっているようだ。本当にありがたい。


 今回はここまで。
何となく思った。施術についていろいろ言われるけれど、応援してくださる方は少なからずいるのだろう。
それが、自問自答の自分が見つけた小さな答えだったかもしれない。

周りを観察しながら

 週末は久しぶりに父とツーリング。風を感じながらよく行く森へ。やっぱ森林浴最高!!
そこから帰宅し、車で別の山にハイキングへ。山登りは疲れるけれど達成感があって好きだ。
もはやマイナスイオン依存症になっているはるながお送りする日記第35弾。自然最高!!!


8月30日

 今日は、予約されていた3名と、急遽入った1名を施術。初めての方は、凝りの位置なんかの把握に時間がかかるなあ。
その中には、最近怪我をされて、体に変な力が入ってしまっている方も。健康第一でいきたいものだ。

8月31日

 今日の患者さん1人目。以前30分ほどでマッサージした方だ。触ると、以前と比べて少し固さが減ったような気がする。
その後、一つ上の先輩先生を台に1時間ほど練習。うつ伏せでの施術、横向きでの施術、仰向けでの頸の施術。いろいろさせていただけた。
午後、別の患者さんが割り振られた。肩甲骨周りのマッサージ。特に肩甲骨の外側が気になられるそうだ。強く揉むと結構痛い場所だ。
強く揉むと痛い。そう思って、力の出にくい人さし指から小指を使って揉んだのに、もっと強くと患者さんの声。
少し強めにしようと、片手の親指を使って押しても、もっと強い方がいいの声。
やりすぎかとは思ったが、両手の親指を使い、体重を思い切り乗せると、やっと気持いいとおっしゃった。
こんだけ固かったら、こんなに押したら痛そうだけど…。例外というのはちゃんとあるものなんだな。 その後一つ上の先輩先生と30分ほど練習。今日はよく揉むなあ。
そういえばこの頃、先週届いたトレーニング用の装置の調整をしているのか、院長がよく起動させている。
この機械、血圧計のように一度虚血状態を作り、少し時間が経ったらそれを緩める、というものらしい。これで血流が改善するそう。
そして、例えば太腿を圧迫した状態でスクワットをさせると、酸欠状態でも動く、早く収縮するが持久力が低い筋肉だけが鍛えられるそう。
この機械を作る人にしても、これを買う人にしても、いろいろなことを考える人がいるんだなあ。
…おー、先輩先生が実験台になっている。最後の方、筋肉が限界を感じて大変そう。結構本格的にやるときついのかな。

9月1日

 もう9月…。なんだかんだ言ってあっという間だ。
朝、家の窓を開けると、めちゃくちゃ涼しい風が入ってきた。秋らしい香りのいい風だ。昼もこうだったらいいのに…。
という訳で、今日は訪問マッサージから。ドライバーとの都合でなかなか行けなかったので久しぶりにこの患者さんに会う。
いつもの女性の方。もうこの患者さんを始めて揉んでから2カ月以上経つのか。やっぱり時間が経つのが早い。
患者さんの話に相槌を打ちながらマッサージをしていると、
「あんた揉む場所変わったなあ。前は痛いだけとかで、何してるんだって言いたかったぐらいな感じだったけど。」
安心した。ちょっと笑みがこぼれた瞬間に集中力が切れそうになるのを何とか抑える。
…こうやって定期的に揉んでるとそういうのもわかってくるのか。前は痛かったって、どんな揉み方してたのかな。
ただ、私が「痛かった」とこの方からお聞きしたのは今日が初めてだった。この方の優しさがすごく伝わってくる。
痛いって言ったらショックかなと思って痛いと言わなかった。そんなこともお聞きした。言葉にできないぐらい嬉しかった。
帰りぎわにはいつも、「これからも頑張って」と言ってくださる。その言葉の意味が、今日はいつもより深い感じがした。
治療院到着後、院長と少し練習。左の肩甲骨周りの施術。よくお願いされる場所の一つ。
終わった後に「集中は忘れないでね」と言われたが、注意のきつさがだんだんなくなってきたのは良いことととるべきか。
午後は予約をとられていた1名を施術。少しずつではあるが、固い部分が柔らかくなっているようだ。それでも時間はかかりそうだ。
それと洗濯たたみ以外は何もすることがなかったので、お願いされたアンケートの回答の記入に費やした(治療院とは全く関係はない)。
自分と向き合う質問が多かったアンケート。タイミングとしては結構良かった。おかげで2000字ほどの回答が完成。よく書いたな…。


 今回はここまで。
最近はどん底に落とされるようなことが少なくなってきた。精神面が強くなったのか本当にそういう出来事が減ったのかはわからないが。
ただ、油断をするとまた豆腐メンタルみたいになりそう。これからもきりっと行こうと思うのだった。

てんこ盛りは続く!

 先週初めは暇すぎて大変だったが、今週は忙しくて大変だ。しかも、先週はあんなに涼しかったのに、今秋は真夏に逆戻り…。
仕事の量の差にもこの気温差にもついていけていないはるながお送りする日記第34弾。研修もあるというのに大丈夫なのか?


8月26日

 今日も朝の準備から。ベッドメイキングやマッサージタオルの準備、電気治療器のセットなどを順にこなす。
そして朝礼。院長や他の先生の連絡を聞いていると…。
「いつも訪問先や患者さんに配っているちらしの管理を、はるなさんにお任せしたいと思います。また細かいことは後から連絡します。」
…おー!正式に役割が与えられた気分。ちょっと出世?ただ、全盲の私が普通の文字のちらしを管理するとなるとだいぶ工夫が必要そうだ。
その後、予約されていた患者さん1名を施術。それが終わった後はほとんどすることはなかった。
今日の全ての施術が終わった後、ちらしの管理について説明を受けた。ちらしの向き、負ったちらしの中に入れる紙の位置や向きなど。
私は普通の文字が見えないため、最初のうちにそこまでしっかり説明を受ける必要があった。

8月27日

 今日は1日予約が入っていないと聞いていたのに、急に、「30分マッサージお願い」の声。たまらんなあ…。
しかもこの方は院長が担当することが多いのだという。もう、プレッシャーでしかない…。
30分施術。ぜーんぶ奥の方まで固い。これを取りきるにはだいぶ時間が必要そうだ。
施術終了後、その患者さんが私の枠で予約を取られている声が聞こえた。嬉しいが、余計にプレッシャーを感じてしまう気がする。

ちらしを折ったりした後、何もない午後の部を過ごし、月末恒例、研修の時間がやってきた。…眠気がすごい…。
今日の私の課題は、仰向けで頸を揉めるようにすること。新しい技の習得である。苦手な部分を揉むよりわくわくする。
まずは先生の手本を受ける。枕のないベッドに仰向けになると、頸の後ろとベッドの間に手が入り、人さし指から小指がポイントに当たる。
指がポイントに当たるたび、ものすごい頭痛のような響きがやってくる(良い意味)。
その後実践。先生の手の形をまねながら、他の先生のアドバイスも聞きながら、手探り状態で揉んでいく。
最初は全くうまくいかず皆さんを困らせたが、少しずつ慣れてきた。コツがわかわかれば後は練習あるのみ。

8月28日

 研修の後、なぜか目がさえてしまい、あまり寝られなかった。しんどい気もするが、感覚が変なのか、そうでもない気もする。
朝礼を終えた後、一つ上の先輩先生がいらっしゃった。
「昨日折ってくれたちらしなんだけど、中に挟んである紙の向きが全部違ってて…。直してもらっていい?」
…他の先生に方法確認したらいいよって言われたからそれでやったんだけどなあ。お互いさらっと流しちゃったか?
その後、私が勘違いをしていたようだったことが、先生との話で発覚。
折り目が右に来るように見るちらしを、折り目は左だと思い込み、正しいちらしの向きに合うように置かれた紙をそのまま入れていた模様。
その結果、中の紙が裏向きの状態で入っていたようだった。折り目は右。今後のためにも覚えておこう。


 今回はここまで。
そういえば、新しい手技を練習し始めてからポイントに指が当たるまでの時間が、4月と比べて短くなった気がする。
今までの練習の積み重ねのおかげなのだろう。本当に、他の先生には感謝してもしきれない。
練習中、いろいろ指摘されて、かなり打たれ弱い私としてはだいぶ大変だったけれど。今の私は前よりも打たれ強くなったかな…。

先週とのこの差はなんだ?

 週末は両親とペットの犬と久しぶりに川沿いへ。
川に足を入れてみたり森林浴をしたり虫の声を聞いたり。
マイナスイオンヲ体にたっぷり取り入れて、大自然を満喫できたはるながお送りする日記第33弾。


8月23日

 今日は午前に2人、午後に1人の施術が決まっていた。もうこの患者さんの組み合わせは恒例になりつつあるかもな。
合間には一つ上の先輩先生を台に練習する時間も少しあった。
明日には院長のご家族の方を揉むことになっているらしい。体力温存のためにもこれぐらいでよかったのかもしれない。

8月24日

 院長のご家族の凝りはとても固い。以前施術した時を思い出す。あれがすごくほぐれたらだいぶすっきりするんだろうなあ。
「はるなさーん、僕のマッサージをしよう。背中から腰までね。」
…院長…?午前の部の終りに院長の声だ。ご家族の施術は午後だからとりあえず大丈夫だろう。
うつぶせになられた院長の背中から腰を揉む。そういえば最近は背中から腰の方が苦手意識あるなあ。指摘も多いし。
「ポイントはまあいいよ。指を当てる角度が違う。もう少し上に角度をつけて押して。」
背中と腰の間を押している時に院長がそうおっしゃった。確かに今のままだと指に伝わる抵抗感はあまりない。
角度を上に向ける。向けてみる。「全然変わってないよ」の声がする。向けているはずが向けれてない?
体が力みだす。こうなると指に伝わる感覚を分析できなくなってくる。これはまずいとまた力む。それを止めようと指を離して深呼吸。
こうして力んで揉んでしまった結果、指が痛くなってしまった。やってしまった。午後までに回復するかがだいぶ心配になってきた。

午後。手の方は…うーん、微妙な感じだ。施術まではあと2時間ほど。それまで次第だ。 …そういえば…、そういえばなんだが…、午前中に、「午後一に40分のマッサージ入ったよ」って言われたんだっけ…。
…あー!タイミングが!患者さんが入るのは良いけど指が痛くなるタイミングが悪すぎる!!
それでもうまく施術できるよう願いながら患者さんの待つベッドに向かい揉んでいく。
…て何これ。肩甲骨と肋骨の間に指が全然入らない。なんて固さなんだ…。
手を後ろに持ってきて、帯を結ぶように腰の上に乗せ、肩甲骨を浮かせるようにしても、かろうじて肋骨との間に入るぐらい。
だいたいは肩甲骨がしっかり持ち上がって指が入れられるので、肩甲骨に覆われ見えない固い部分を揉めることが多い。 肩凝りにもいろいろあるんだなあと思いながら休憩し、院長のご家族の施術。今日も固い…。指の調子がもう少し良ければなあ…。

8月25日

 今日は2人の施術が決まっていた。私の記憶ではそれ以外は聞いていないはずだったのに…。
午前と午後に30分のマッサージの患者さんがそれぞれ1人ずつ入ったらしい。なんということだ…。
しかも、2人とも、患者さんが入る直前にマッサージをお願いされるという展開だった。
さらに問題なのが昨日の指の痛み。まだとりきれていないのだ。昨日やっちゃったからなあ練習で。
ということで今日は4名施術。頸が固い人、肩や肩甲骨周りが固い人、背中や腰が固い人。みんな違ってみんな良くない?


 今回はここまで。
凝りが固い患者さんを診る機会が多かった今週前半。後半はどうなってしまうのか…。
凝りがあまりにも固くなると、すごい違和感やだるさになる場合があるので、特に、運動の習慣がない方などは、散歩やジョギングなどの動く習慣を少しでも取り入れることを強くお勧めする。

やっと復帰?

 暇すぎる今週前半が終わった。違う意味で疲れた感じがする。
ここまで暇だと、心や感情がゆがんだりしそうな、変な気持ちになる。
そんなはるながお送りする日記第32弾。


8月18日

 今日の訪問マッサージはお休み。午前中はとことん暇なんだろうなあ、予約入ってないって先生おっしゃってたし…。
あれ、一つ上の先輩先生だ。練習してもらえたりできるってことかな。
「はるなさん、この後1時間のマッサージの患者さん入ってて、状態としては…(略)。」
…なんと!1時間のマッサージだと?心の準備の時間は?その予約いつ入った!?
とまあそんなことを言っても仕方がないので、とりあえず「はい」と返事し準備。患者さんの状態からプランを考えてみるのだが…。
今まで練習してない場所を重点的に揉まなければいけない事態になっていたことに気づいてしまった!
仕方ない…、学校でやったことと、すごく前に院内で練習したことだけで今日はやって、いつかそこの練習させてもらおう…。
そんなマッサージは一応終了。やっぱり練習しないとな…、私としてもそんなに満足できなかったし…。
その後、午後に一人施術。以前施術した方なので硬い場所などはわかっているが…、何か違う。手が体重を支えきれていないのか?
そのことを先輩先生に何となく言ってみると、「夏バテかな」と言われた。…夏バテ…、暑いのはもともと苦手なのでその可能性はなくもないかもな…。

8月19日

 今日は2名施術。どちらも何度か施術している方だ。先生に指示されていた場所を揉み、必要に応じて他の先生に状態を引き継ぐ。
2日ほど前まではやることがほとんどなかったので、ここにきてやっと仕事に復帰した気分だ。とりあえずよかった…のか?

8月20日

 今日は午前中は空いているスタッフが多いようだ。練習をお願いするとすぐに受け入れてくださった。
まずは一つ上の先輩先生と、横向きに寝られた患者さんを想定した練習だ。
この前は散々だったが、今回はめりはりがついていたのかうまくできたようだ。
その後久しぶりに院長との練習。うつ伏せになられた院長の前進を、固いポイントに指が当たることを最優先に時間をかけ揉む。
最初は、一番よく注意される肩のスタート位置を確実に狙う。
「今日の出だしはいいねー。」
今日は快調らしい!やった、これだけでもだいぶ満足!…とここで集中力が切れてはいけない。また意識を指に戻す。
ポイントに当たっているかをこちらから確かめたり、どんな感じかを院長から指摘されたり。
その後、かかっているブランケットを外し、院長に仰向けになっていただく。枕などの位置を変える練習でもある。
仰向けの状態で足を揉んでいくのだが、さすがに手が痛みを訴えだし、集中もできなくなってくる。
「足もちゃんとポイントに当たってるか集中しないといかんよ。」
どうやら、集中力が下がっているのはお見通しのようだ…。その後は何とか乗り切った感じだ。
気がつくと、院長との練習開始から1時間半ほど経っていた!よく頑張ったな…。


 今回はここまで。
暇だったのは新人だったからかとか、後半にいろいろあるからそのための体力温存のためだからかとかいろいろ言い聞かせながらの1週間。
とりあえず乗り切れたようだが…、大自然パワーが不足し出したか?
森林浴好きとしては、雨の間外に出られていないのはかなりきつい。今週末は晴れるようなので久しぶりに外に行きたい!

他のスタッフと真逆の世界で…

 2回目のワクチン摂取も終わり、週末にはサックスの発表会があった。
久しぶりの人前での演奏。最初は緊張するが、演奏しだすと楽しくて…!
お盆明野仕事も頑張れる気がしたはるながお送りする日記第31弾。でも…、もう少し休みがほしかった…。


8月16日

 今日から仕事。何だかちょっと憂鬱な感じ。天気のせいもあるのか、眠気がとれない。
今日は3名の施術が決まっていた。午前1人、午後2人だ。
施術と施術の間の時間はとにかくやることがない。あるとしてもベッドの消毒ぐらい。
周りには、忙しそうに動かれている他のスタッフの姿。
治療の引き継ぎや電話対応、明細書への押印や次の方のカルテの準備。私ができそうでできないものばかりだ。
電話に出れてもパソコンで予約を確認できない。準備のために動けても、他の方のように早く動けない(怖くてできない)。
ここまで時間があると逆に悲しくさえなってくる。

8月17日

 今日は在宅マッサージの見学から。いつもうかがうお宅を2軒。今日も皆さん喋る喋る!
その後は、ほんっとうーにやることがない。たまにある消毒や洗濯たたみはあっという間に終わってしまう…。
こうも長い時間何もしないでいると、なんで私はここにいるのかという疑問までうかんでくる。
周りには忙しそうなスタッフの姿。その中で私は何もしていない。…いる意味…、あるのか? 治療もないのでめりはりも全然つかず。悲しいぐらいに待っている時間が嫌になる。何もできなくて…。
そんな時に限って、午後の最後の方に、ちょっと練習しようの声。在宅マッサージの患者さんをそうていした20分間の施術の練習。
もう、いろいろ考えすぎて集中力はとっくの前に尽きている。結果はわかっていた。
予想通り、今回はぼろぼろ。自分でもわかるが、制限時間内に修正できるとは到底思えない。時間オーバーも先生の都合でだめだった。
今までの揉み方はどうしたと先生に聞かれたが…、すみません、私が自分に聞きたい。ほんとどうかしてる…。変な気持がさらに増した。


 今回はここまで。
休み明けで忙しいと思ったらまさかの展開を迎えた今週前半。
それでも、思い返してみれば、はやく帰れたり自分のことができる時間があるというのは、それはそれでよかったのかもしれない。