どうしたらいいの!?

 先々週ほどから始まった水曜ドラマ「ヤンキー君と白杖ガール」。主人公が視覚障害という設定もあり、共感できるシーンも多い。
あまり恋愛ドラマは見てこなかったのだが、今回はかなりはまってしまいそうなはるながお送りする日記第45弾。
ただ、ドラマは22字から23時まで。寝不足には気をつけなければ…。


10月14日

 前日までには今日の予約はなかったので、一つ上の先輩先生を台に練習が多くできるのかと少し期待していた。
だが、どうやらもっと良い相手?がいらっしゃったようだ。「患者さん」である。先輩先生の働きかけで一人割り振られた。
私は初めて診る方だが、この院には以前来られていたらしい。今回のメニューは30分マッサージ。状態を見ながら揉んでいく。
肩凝りからの痛みが気になられるだけのこともあり、すごく固いものに触れた。これは何度か来ていただく必要がありそうだ。
その願いはかなった!同じコースで予約をとってくださった。先輩先生に感謝だ。
とそんなことを考えながら先輩先生と練習したりしていると、今日最後の患者さんがいらっしゃった。…ん、何だか騒がしい…。
「マッサージコース半額っていうのがあるんですか?ちょっとそっちにしようかな。」「担当の院長に相談されると良いでしょう」
院内の壁に貼られたポップを見ている患者さんと、受付のスタッフが、そんなお話をされているのが聞えた。
何だかうまいことできてるのかもなあ…と思いながら院長の判断を待つ。
結果、30分でのマッサージに入ることに。一緒にいらっしゃったお子様は別のスタッフが見てくださることになった。
私が小さかった頃の両親も凝りとかで悩んでいたのかなと思いながら揉んでいく。親孝行、今でもしっかりできてるのかな…。
この患者さんも次回も同じコースで予約をとってくださった。ありがたいことだ。

10月15日

 午前中、院長とほんの少し練習ができた。左側の肩甲骨の内側を揉むよう指示された。
結果はすごく良い訳ではなかった。まだ指の集中が足りておらず、ポイントに当たっていないのに強い力で押しているとのことだった。
また同じことを言われた。これ、ずっと言われてるけど、マッサージの質は良くなってるのか?いろいろな考えが頭の中をよぎる。
午後. まずは一人施術。飲食店に勤められている方だ。私は久しぶりに診たが、固さがすごいことになっているのがすぐにわかった。緊急事態も明けてだいぶ忙しくなられたのだろう。そんな話もされていた。
その後いつもの患者さんのマッサージ。一昨日に、その方の鍼をされている先生から得たヒントなどをもとに45分マッサージしていく。
ヒントをくださった時の先生のあの分析。本当にすごかった。個人の情報になりうることが多いためあまり書けないが。10年も治療してるとあんな風に分析できたりするのかな。
その後、マッサージを短くしてみようかなと予約をとられる声が聞こえた。私のマッサージの技術があの患者さんには行き届けられなかったかな…、などと変な想像をしてしまう。

10月16日

 今日、院長からの指示で、久しぶりに院長と二人での面談の時間が作られた。特に期待はしていなかったが。
そこで言われた内容が下記の通り。

  • 私のマッサージの技術の成長速度が、院長が思われていたよりも遅い。
  • まだ指先に集中しきれていないため、硬い部分のポイントに当たってもいないのに強く押そうとする。それでもポイントに当てるように頑張ってしまい、皮膚が引っ張られて痛みが起こることがある。
  • 新人のマッサージを安くする、という取り組みは今までやったことがない。(結構まずいやつかも…)

この話で、自分を揉んだりする練習の意味があったか、今までの努力の意味はあったかなどと考えてしまっているその時に、施術が割り振られた。
手ごたえはまあまあだったが、その後の精神面は最悪だった。帰宅後も含め、話したいことが口から出てこなかったり、それでも出そうとすると変なニュアンスで伝わるような言葉になってしまったり…。もう、昨日もだったけれど、今日は本当に…。 予約をとられるというのは嬉しいことだ。その理由が、私のマッサージだと安いからだったとしても。


 今回はここまで。
今週後半はいろいろな意味でぼろぼろだった感じがする。それでも、気持ちがすっきりしている時は思う。
マッサージの技術も会話術もまだまだだが、それでも予約をとってくださるのは本当にありがたいことだ。