勤務してから初の奇跡?!

 最近よく耳にする「まんぼう」が何のことだかわからず、頭の中でマンボの音楽が流れ続けていたはるながお送りする日記第3弾。
あれは新型コロナの「蔓延防止対策」の略であったことを最近知ったのである…(世間に疎かった)。


 前回の日記の後、ほぼ全てのベッドの消毒、洗濯たたみ、うけつけでのあいさつがしごととなった。本当にありがたい。

さて、本題に入ろう。
今回は4月16日の練習についてをピックアップ。


4月16日、練習で奇跡が?

 この日は院長を台に練習する時間がかなり設けられた。
実に1時間半といったところか。
今回の目標はこうだった。

  • うつ伏せでの全身の施術。
  • 筋肉の高まりやポイントを確実に抑える。
  • 上記を最重視するため、「この時間内で」ということは考えなくて良い。

指示通り、ポイントを探しながら肩から順に揉んでいく。
院長を施術するという緊張が心身にのしかかってくる気がした。

指に意識を向け、余計なことは考えないようにしながら施術を続ける。
しばらくすると…
ん?なんだ?
なんだかスースー聞えてくるような気が…?
施術しながらよく見てみると…。
…寝てる?
院長、寝ていらっしゃる?
何もいわずに次の場所を揉むのが良いだろうけれど、「次の場所に行く時言ってね」ってことになっているし…。とりあえず声をかけようか…。
私:「次の場所を揉んでいきます。」
院長:「…うん。…あー、電気毛布があるといかんなあ…。」
そんな会話をしながら、院長は私の施術を受けてくださっていた。
もちろんポイントに当たっていないと少し注意されるのだが、特に今回注意がすくなかった…、かもしれない。

院長が寝ていられたのは、電気毛布のおかげだったかもしれないし、疲労によるものなのかもしれない。
注意が少なかったのも、単に意識が遠のいていたからなのかもしれない。
ただ、私の施術中にこうした出来事が起こってくれたのはかなりうれしいことだった。


 少し短いが今回はここまで。
まだこの環境には慣れていない。特に手が悲鳴をあげている。
日々の練習で手に疲労がたまっているようだ。
こうなったら氷嚢に氷を入れて手を冷やすしかない。
こういった手の筋肉の疲れのケアは、冷やすぐらいしか方法がないようだ。
ケアをしながらマッサージの技術を磨いて行くことが重要になっていきそうだ。